練馬区の西武池袋線 石神井公園駅周辺では、高さ100メートルのビルなどを建設する再開発事業が進められています。
一部の地権者や周辺住民は「区の景観基準に違反し、違法な手続きだ」などとして、事業を進める組合の設立を認めた東京都に対し見直しを求める訴えを起こし、東京都側は「適正な手続きだった」などと争っていました。
29日の判決で東京地方裁判所の品田幸男裁判長は、石神井公園駅の周辺に高さ100メートル程度のマンションが2棟建っていることから「再開発事業で建設されるビルが突出した高さだとは言えず、区の景観基準に違反していない」と指摘しました。
また、区が住民への説明会を開き、区議会の議決なども経て事業を進めていることなどから、「手続きは適法だった」として訴えを退けました。
この裁判をめぐってはことし3月、組合が裁判中に進めていた土地の明け渡しについて、原告となっている地権者の申し立てに基づき、東京地裁が一時的に停止する決定をしました。
決定は高裁で取り消されましたが、組合と地権者は対象の土地を10月まで明け渡しをしないことで合意しています。
石神井公園周辺の再開発 計画見直しの訴えを退ける 東京地裁
時間: 29/07/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1724
推奨
- AI関連コンセプトトークンのLODSが誕生、上場後7倍以上に急騰
- 鳥取道 トンネル内で乗用車がトラック2台に衝突 3人死亡
- 兵庫 姫路 住宅街の交差点で2歳の男の子が車にはねられ死亡
- 最高裁判所裁判官の「国民審査」きょう告示 6人が対象
- 父親から性的暴行 娘が実名で会見 “被害者は助けを求めて”
- 東京メトロ東西線 11日から2日間 終日運休 東陽町~西葛西
- 無登録で投資勧誘か 「エージェント」ら12人が新たに書類送検
- 福岡 市民8000人余りがパレード「水の祭典久留米まつり」開催
- “なりすまし偽広告” 詐欺被害など未然防止へ省庁連携を
- 岸田首相“デフレ戻る見込みないと言えず”日銀総裁の発言受け