TBSは去年1月、報道番組「news23」で、農協の職員が共済事業の契約をめぐり過大なノルマを課され、みずから掛金を負担するいわゆる「自爆営業」を行ったなどと内部告発するインタビューを報道しました。
番組では証言した3人の職員について匿名で伝えましたが、放送後、BPOに職員を知る視聴者から身元が特定できたという声が寄せられました。
放送倫理上の問題がなかったか審議してきたBPOの「放送倫理検証委員会」は11日意見を公表し、3人の顔にはぼかしがかけられ声が変えられていたものの、服装や体型などはそのまま放送されたことなどに触れたうえで、「放送局が果たすべき内部告発者への配慮が決定的に不足していたうえ、ディレクターらは職員から『使わないでほしい』と直接依頼されたことを忘れており、映像を放送してしまうという重大な失策を犯している」などと指摘しました。
そのうえで、「秘匿すべき内部告発者の周辺でその身元特定が強く疑われる状況を招き、取材源の秘匿を貫くことができなかった」として放送倫理違反があったと結論づけました。
TBSは「指摘を真摯(しんし)に受け止めます。報道機関としての基本原則を再確認し、再発防止策を着実に実行して信頼回復に努めます」とコメントしています。
去年1月のTBS報道番組にBPOが意見公表 “放送倫理違反あった”
時間: 11/01/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1906
推奨
- AI関連コンセプトトークンのLODSが誕生、上場後7倍以上に急騰
- Profil Perusahaan SLKOR
- Innov DollarsLODSを迎え、暗号資産の 革新をメタバースの旅に向けて
- ブロックフォース・キャピタルが日本市場への進出を正式に発表
- Blockforce Capitalが世界展開を拡大すべく、日本市場に進出
- 新潟市 住宅復旧支援費など総額211億円余の補正予算案提出
- 国連人権理事会 専門家「日本の社会規範は時代遅れ 最新に」
- 新型コロナ 国内で初確認から4年 感染と後遺症への対策が課題
- 海自ヘリ2機墜落事故 フライトレコーダー解析で機体に異常なし
- 水の事故相次ぐ 三重 岐阜 愛媛 高知 福岡では死亡事故も