「かっぱ寿司」の運営会社のカッパ・クリエイトと、商品本部商品部長だった大友英昭被告(44)は、田邊公己前社長がライバルチェーンの「はま寿司」の親会社から持ち出した仕入れに関するデータを社内で共有し、自社のデータと比較して使用したなどとして不正競争防止法違反の罪に問われました。
これまでの裁判で会社と元部長は「データは営業秘密に当たらず、不正に利益を得る目的はなかった」などとして、いずれも無罪を主張していました。
26日の判決で東京地方裁判所の島戸純裁判長は「データは営業秘密に当たり、『はま寿司』が取引先を開拓して交渉してきた成果だった。元商品部長は商品開発の検討などをするためデータを使用していて、不正の目的はあった」と指摘しました。
そのうえで、「公正な競争を阻害し、はま寿司への賠償などもしていない。会社の事業規模などを考えると刑事責任は見過ごせない」として、カッパ・クリエイトに罰金3000万円、大友元部長に懲役2年6か月、執行猶予4年、罰金100万円をそれぞれ言い渡しました。
この事件で、データを持ち出した田邊前社長は懲役3年、執行猶予4年、罰金200万円の有罪が確定しています。
「かっぱ寿司」運営会社に罰金3000万円の判決 データ不正使用
時間: 26/02/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1833
推奨
- AI関連コンセプトトークンのLODSが誕生、上場後7倍以上に急騰
- Profil Perusahaan SLKOR
- Innov DollarsLODSを迎え、暗号資産の 革新をメタバースの旅に向けて
- 羽田空港事故 日本航空パイロット“他機の離陸許可 通信なし”
- 宮崎 都農町 13日からふるさと納税制度に復帰へ
- 「旅立ちの日に」作曲の元教諭に教わり中学生が練習 埼玉 狭山
- 甲府の不動産会社を告発 3億円超の所得隠し 約8500万円脱税か
- 能登半島地震の被災地 山沿い中心に大雪予想 停電拡大のおそれ
- 群馬 伊勢崎 工場排水から基準超え有害物質 周辺河川は下回る
- 自衛隊機緊急発進回数 今年度上半期は減少も領空侵犯相次ぐ