東京海上日動は28日、保険代理店の「ライフプラザパートナーズ」に出向中だった社員や代理店の当時の社員が、代理店で管理していた同業他社の契約者の情報を自社に漏えいしていたと発表しました。
漏えいは、2018年11月から2022年12月までの4年間で、契約者の名前や住所、それに電話番号などの情報、合わせて6万1000件に上るということです。
この代理店は、複数の保険会社の商品を扱ういわゆる「乗り合い代理店」大手で、東京海上日動の営業担当者がライバル社のシェアを把握しようと、出向中の社員などに漏えいを働きかけたということです。
会社は、今月15日にも別の代理店で、およそ3万5000件の同様の情報漏えいが発覚したと発表しています。
損害保険大手の間ではこうした情報漏えいが相次いで発覚していて、金融庁は先月、東京海上日動を含む大手4社に対して、原因や再発防止策などの報告を求める命令を出しています。
東京海上日動 他社の顧客情報を自社に漏えい また明らかに
時間: 28/08/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1364
推奨
- AI関連コンセプトトークンのLODSが誕生、上場後7倍以上に急騰
- 新型コロナ救急搬送訴訟「許すことはできない」母親が意見陳述
- 「旧尾崎テオドラ邸」保存活動に協力の漫画家たちが集まる
- 「闇バイト」の投稿情報 約3か月間で約4400件 2割が削除されず
- IHI原動機のデータ改ざん「重く受け止め 厳正に対応」国交相
- 多摩川男性遺体事件 被告の1人 男性の配信活動“動機の1つに”
- 東日本大震災の復興基本方針見直し“処理水放出で安全性確保”
- 自民 政治資金めぐる事件 安倍派会計責任者の初公判は5月10日
- 作家 石川好さん死去 77歳 「ストロベリー・ロード」など
- 有害性指摘のPFAS検出 国の暫定目標値の46倍の濃度 千葉 市原