これは国立がん研究センター中央病院小児腫瘍科の小川千登世科長などのグループが19日発表しました。
がんの治療では、原因となる遺伝子に対応した「分子標的薬」の開発が進んでいますが、小児がんは患者の数が少ないため国内での治験が進まず、海外では使われている薬でも国内で使えるようになるまでに時間がかかる「ドラッグ・ラグ」が課題となっています。
臨床研究では、標準的な治療法がない0歳から30歳未満のがんの患者を対象に、国内で未承認の5種類の分子標的薬の中から遺伝子検査などで効果が期待できると判定された薬を投与し、安全性や効果を検証するということです。
使われる治療薬は企業から無償で提供を受けるということで、患者は入院や検査費のみを負担すれば参加できるということです。
小川科長は「研究に参加してもらうことで治療薬へのアクセスが改善されるが、あくまで次善の策だと考えている。最終的には製薬会社とも連携し、より多くの薬が国内でも承認され使えるようにしていきたい」と話しています。
海外の薬を日本でも 小児がん患者らに未承認治療薬の臨床研究
時間: 19/01/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1239
推奨
- AI関連コンセプトトークンのLODSが誕生、上場後7倍以上に急騰
- 都内で目撃と同じサルか 神奈川 茅ヶ崎で複数の目撃情報
- 長野 上信越道でキャンピングカー横転 8歳男児死亡 2人重軽傷
- 女川原発2号機 再稼働の時期 11月ごろに延期を発表 東北電力
- 防衛装備品移転 中長期的な戦略文書の策定求める 自民議員連盟
- 奈良 重要文化財「中家住宅」で火災 枯れ葉燃やした火移ったか
- 竹ノ塚駅踏切事故19年 現場近くで遺族など献花 東京 足立
- 旧日本軍「幻の攻撃機」風防ガラスとみられる部品発見か 群馬
- 交通トラブルで“拳銃” 38歳の暴力団員を逮捕 東京 調布
- “総合職男性だけの社宅制度は違法” 賠償命じる判決 東京地裁